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IDCフロンティア、RDBのクラウドサービスを開始

2015年7月21日(火)IT Leaders編集部

IDC フロンティアは2015年7月17日、リレーショナルデータベース(RDB:Relational Database)の機能を提供するクラウドサービスを開始したと発表した。RDBを稼働させるインフラの設計・構築が不要になり、運用開始までの時間短縮と、システム管理者の負荷軽減を図れる。

 提供を始めたクラウドサービスの名称は「RDB」。データベースエンジンにはMySQL互換の「Percona XtraDB Cluster」を採用している。IDCフロンティアが提供するクラウドサービス「IDCFクラウド」のサービスとして追加した。

 RDBは最大5ノードのクラスター構成が取れる。マルチマスター型で分散書き込みと同期処理を実行することで、高可用性と耐障害性を確保する。クラスター構成時は、障害時の自動復旧やスケールアップ/マイナーアップデートを無停止で実行できる。

 RDBの利用料金は、最小構成(CPU×1、メモリー1GB)時が1ノード当たり月額1500円、従量料金の場合は1時間当たり1円になる。従量料金で利用する場合は、IDCFクラウドにも従量料金が適用される。

 なお7月17日から8月31日までは、RDBの最小構成1台が約3カ月間無料になるキャンペーンを実施している。

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