マーケティングプラットフォームなどを提供するALBERTは2015年7月23日、クラウド上にDWH(Data WareHouse)環境を構築するサービスの提供を開始したと発表した。米Treasure Dataのデータ管理サービスを利用する。Webのアクセスログやスマートフォンアプリケーションの利用ログ、購買データ、商品データなどを分析できる環境を実現する。
開始したのは、米Treasure Dataが提供するクラウド型DMS(Data Management Service)である「Treasure Data Platform Service」を使ってクラウド上にDWH(Data WareHouse)を構築するサービス。ビッグデータを月額課金で収集・保管・分析できるTreasure Data Platform Serviceを利用することで、ビッグデータ処理用プラットフォームの構築/運用にかかる時間やコストの低減を図る。
ALBERTのプライベートDMP(Data Management Platform)構築製品「smarticA!DMP」と組み合わせることも可能だ。両者を連携することで、ビッグデータを高速に整理/分析し、顧客の行動に合わせたマーケティングオートメーションを実現できる。
smarticA!DMPは、DWHに蓄積された膨大なCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)データを自動的に解析する「smarticA!データマイニングエンジン」と、オンライン/オフラインを横断したオムニチャネルのマーケティングオートメーションを可能にする「smarticA!キャンペーンマネジメント」で構成されている。