NECは2015年8月18日、独SAP製インメモリーデータベース「SAP HANA」を利用するための垂直超統合機「SAP HANA テーラード・データセンター統合(TDI)ソリューション」において、自社製ストレージ「「iStorage Mシリーズ」の選択を可能にした。これまでは、米EMC製のストレージしか選べなかった。
「SAP HANA テーラード・データセンター統合(TDI)ソリューション」は、独SAP製インメモリーデータベース「SAP HANA」の利用環境を短期に立ち上げるために必要なハード・ソフトを組み合わせた垂直統合機。従来は、米EMCストレージを搭載したい「SAP HANA TDIソリューション(EMC)」を提供してきた。
今回、NECのストレージであるiStorageシリーズの選択を可能にした。iStorageが、「SAP HANA Enterprise Storage認定」を受けたことによるもので、事前に動作検証や評価を実施することで、性能や可用性などの各種要件の基準値達成を、ユーザー自身が調整する必要がない。
具体的には、NECのSAP HANAアプライアンスサーバー「NEC High-Performance Appliance for SAP HANA」にiStorage Mシリーズの5機種から選んだ組み合わせで提供する。1台のストレージを複数のSAP HANAアプライアンスサーバーで共有できるほか、同シリーズのデータバックアップ機能などを利用できる。
既にiStorage Mシリーズの該当機種を利用中のユーザーは、既存のストレージを活用しながらSAP HANA環境を構築したり現行ストレージの運用を適用したりできる。NECのSAP専任コンサルタントが、個別ニーズに合わせたSAP HANA環境の構築を支援する。
SAP HANA TDIソリューションの価格は、「iStorage M110 モデル」が2300万円(税別、以下同様)から、「同M5000 モデル」が4900万円からなど。
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