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日本IBM、ユーザーやパートナーとの"共創"スペースをオープン

2015年10月21日(水)杉田 悟(IT Leaders編集部)

日本IBMは2015年10月20日、東京・箱崎の本社事業所内にユーザー、パートナー向け施設「IBM Client Experience Center」を開設した。IBMの最先端の技術、研究に触れられるラボや、ユーザーやパートナーとコミュニケーションを取りながらアイディアを創出する場などを用意した。

 日本IBMは2015年9月に、東京・豊洲にあった研究・開発部門を箱崎の本社に統合している。これにより、日本IBM開業以来初めて、コンサルタントから業界ごとのスペシャリスト、東京基礎研究所、ソフトウェア&システム開発研究所の研究員、エンジニアが1カ所に集結することとなった。これが、IBM Client Experience Centerを開設した背景にある。

 IBM Client Experience Centerは本社の6階から8階を占める。6階にはパートナーとの共創エリアである「IBM Innovation Center」や、パートナーとハイブリッド・クラウドの検証を行える「IBM Technology Center」が設置されている。

写真:IBM Studioにはユーザーとアイディアを出し合い煎じ詰めるための共創スペースが多数用意されている
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 7階には、Watsonなど最先端の研究を紹介する「IBM Tokyo Industry Solution Lab」や、ユーザーと共同で新たなクライアント・エクスペリエンス(顧客体験)を創出するための「IBM Studio」(写真)などが設置されている。IBM Studioには、新たなアイディアを練り出すための様々な工夫がなされており、数日間にわたって、ユーザーとディスカッションを続けることも想定しているという。そして8階には、世界に10カ所あるセキュリティ専門エリアの1つとなる「IBM Tokyo Security operations Center」がある。

 日本IBMは、自らの製品開発で確立した手法である「IBM Design Thinking」ととGBS(Global Business Service) Agile Methodのアプローチを用いて、新たなアイディア、ビジネスの創出につなげていく。

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