JBCCは2015年11月25日、次世代EDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)のクラウドサービス「NX EDI」を提供すると発表した。従来型から次世代まで幅広いEDI通信プロトコルに対応するほか、運用付きクラウドサービスのため、日々の運用/監視業務が不要になる。
「NX EDI」は、パートナー企業であるデータ・アプリケーションのEDIに特化した製品と、JBCCの運用付きクラウドサービスを組み合わせたもの。パートナーのソリューションとJBCCのクラウド基盤、運用サービスなどを組み合わせたエコシステム「俺のクラウド」の新たなサービスメニューとして提供される。
NX EDIは、公衆回線網を使用する従来型EDIから国際標準規格「ebXML」などの次世代EDIまで幅広く対応する。2020年に公衆回線網を使用する通信サービスが順次廃止されることが決まり、次世代EDIへの移行が進む中、移行期でも新旧システムの併用運用や、企業間取引の情報の一元管理を可能にした。日々の運用や監視はJBCCが行うことで可用性を高め、安定した事業の継続を支援する。
様々なデータフォーマットに対応するほか、GUIのマッピングツールでデータ、フォーマット、コード変換の設定が可能。その他、スケジューリング機能による運用や、データ交換に合わせた業務プロセスの実行などの機能を搭載している。
NX EDIの価格は、同時2接続(2プロトコル)の場合、月額11万円(税抜)になる。
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