[事例ニュース]
リベルタス・コンサルティングが業容拡大に伴い基幹システム刷新、SAP Business One,version for SAP HANAを導入
2015年12月4日(金)IT Leaders編集部
市場リサーチや戦略策定支援を行うリベルタス・コンサルティングは、グループ経営を最適化するために基幹システムを刷新することを決めた。採用するのは「SAP Business One,version for SAP HANA」。SAPジャパンが2015年12月4日に発表した。
リベルタス・コンサルティングは、中央官庁や地方行政機関向けの政策決定支援や、民間企業を対象とする経営戦略・マーケティング戦略の支援を行っている。ICT分野のコンサルティングにも事業を拡大するため、2015年10月にはグループ内に専業のリベルタス・アドバイザリーを立ち上げた。
急激な業容拡大、事業ドメインごとのグループ経営体制へのシフトを背景に、営業活動も含めた業務改革が課題として浮上。グループ企業の一体感やシナジー効果を創出し事業の成長を加速させるには、経営管理指標に基づいた迅速な意思決定などを支える新しい基幹システムへの刷新が欠かせないとの判断に至った。
会計・販売・購買・サービス・CRMなど業務に必要な機能を備えていること、スピーディーな経営分析や、グループ各社の一元管理がやりやすいことなどを評価項目に挙げて各社のソリューションを検討。最終的にSAPの中堅企業向け基幹業務システム「SAP Business One,version for SAP HANA」を採用することを決めた。システム導入は日立システムズに支援を仰ぎ、自社およびグループ各社のスタッフが担当する。
プロジェクトを通して導入ノウハウを蓄積し、業務改革やシステム刷新に関わる今後の顧客案件に転用することも視野に入れている。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | リベルタス・コンサルティング |
事業内容 | 市場リサーチや戦略策定支援 |
導入システム | 基幹業務システム |
導入目的 | 業容拡大やグループ経営へのシフトに対応した基幹業務システムを構築し、意思決定の迅速化・最適化を図る |
主な利用製品 | 「SAP Business One,version for SAP HANA」、導入支援は日立システムズ |