アシストは2016年1月28日、Hadoopディストリビューション「MapR Enterprise Edition M5」を基盤とし、サーバーおよびHadoop環境構築サービスと、Hadoop ETL(抽出、変換・加工、ロード)ツール「Syncsort DMX-h」を組み合わせた、「ビッグデータ・クレンジングパッケージ」の提供を開始した。
「ビッグデータ・クレンジングパッケージ」は、マップアール・テクノロジーズの分析用データを蓄積する基盤「MapR Enterprise Edition M5」、日本ヒューレット・パッカードのIAサーバー「HP ProLiant DLシリーズ」、アシストが提供するデータを収集、加工できるETL(抽出、変換・加工、ロード)ツール「Syncsort DMX-h」(開発元:Syncsort)、各種技術支援サービスを組み合わせて提供するもの。
MapR Enterprise Edition M5とコモディティサーバーをSDS(Software Defined Storage)として活用することで、データベースのライセンスコストおよびストレージコストを低減できる。
また、GUI(Graphical User Interface)による直観的な操作でデータクレンジング処理を開発することで、作業コストを削減できる。スケーラブルな分散環境に対応した高速ETL処理により、処理コストも低減可能となっている。
すでにトライアルキット「MapR版Syncsort DMX-h Sandbox」のダウンロード提供を開始している。自社にHadoop環境がなくても、Syncsort DMX-hとMapRを同梱したVMWare Player用仮想マシンを使用し、Hadoop上でビッグデータをクレンジングするためのETL処理の開発と実行を体験できる。サンプルのデータとアプリケーションで、売上集計、差分抽出、Webログ集計、文字列カウントの4つのジョブをチュートリアルに沿って実行することも可能だ。
ビッグデータ・クレンジングパッケージの価格は、1700万円(税別。ハードウェア・ソフトウェアの初年度保守料および初年度サブスクリプションを含む)から。
アシストは、2016年12月末までに15社への導入を目標にする。
- 業務システム 2027年4月強制適用へ待ったなし、施行迫る「新リース会計基準」対応の勘所【IT Leaders特別編集版】
- 生成AI/AIエージェント 成否のカギは「データ基盤」に─生成AI時代のデータマネジメント【IT Leaders特別編集号】
- フィジカルAI AI/ロボット─Society 5.0に向けた社会実装が広がる【DIGITAL X/IT Leaders特別編集号】
- メールセキュリティ 導入のみならず運用時の“ポリシー上げ”が肝心[DMARC導入&運用の極意]【IT Leaders特別編集号】
- ゼロトラスト戦略 ランサムウェア、AI詐欺…最新脅威に抗するデジタル免疫力を![前提のゼロトラスト、不断のサイバーハイジーン]【IT Leaders特別編集号】
-
VDIの導入コストを抑制! コストコンシャスなエンタープライズクラスの仮想デスクトップ「Parallels RAS」とは
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



