[新製品・サービス]

ノベル、SAPの導入を効率化する「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications」

2016年3月2日(水)IT Leaders編集部

ノベルは、独SUSEが2016年3月1日(現地時間)、x86サーバーで稼働するSAPアプリケーションの効率的な導入・管理を可能にする新機能を搭載した「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications」最新版の提供を開始したことを発表した。

  ノベルが提供する「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications」の最新版は、「SUSE Linux Enterprise 12 Service Pack 1」をベースに、パブリッククラウドサービスを対象にした高可用性機能の向上や、SAP HANAを対象にした最新の最適化機能などを含む強化を図っている。これにより、Linuxで実行するミッションクリティカルなSAP製品ベースのワークロードで導入を容易にするほか、起動時間の短縮も実現する。

 新機能として、AWS(Amazon Web Services)のパブリッククラウドサービスでSAP HANAを実行する際の高可用性サポートを提供する。高可用性ユーザーインターフェースを強化したことで、SAPアプリケーションを対象にした高可用性クラスターの設定・保守作業が容易になった。また、自動化されたSAP HANAのシステムレプリケーションシナリオを新たにサポートし、UNIXやそのほかのLinuxディストリビューションからSAPワークロードを移行するユーザーを支援する。

 「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications 12 SP1」では、追加ツールも提供する。日常のタスクを自動化して手作業を軽減でき、SAPアプリケーションを対象にしたシステムのパラメーター設定をさらに自動化することが可能となる。サービスパックがOS全体のロールバックの対象となることで、不用意なアップデートや予期せぬアプリケーション問題から起こるダウンタイムを低減できるようになった。

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Novell / SUSE / Linux / SAP

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