NTTデータは2016年3月28日、米DellのITサービス関連事業であるDell Services部門を事業買収することを発表した。Dell Services部門には、北米、欧州、アジアのサービス子会社3社のほか、Dellグループの北米を中心としたITサービス関連事業が含まれる。
NTTデータおよび同社の北米子会社であるNTT Data InternationalがDellから譲り受けるのは、クラウドサービスやアプリケーション関連サービス、BPOサービスを提供しているDell Service部門。
北米を中心としたITサービス関連事業に加え、米テキサス州のDell System Corporation(デルシステムズ)、アイルランドのDell Technology & Solutions Limited(デルテクノロジー&ソリューションズ)、シンガポールのDell Services Pte(デルサービシーズ)という子会社3社が含まれる。3社については、Dellからの発行済株式100%をNTTデータが取得する。
北米での事業および子会社3社の合計売上高は2016年1月期で28億260万ドルに及ぶ。買収額は30億5500万ドルで、NTTデータとしては過去最高の買収額となる。北米およびインド地域で約2万8千人規模の従業員がグループ入りし、NTTデータグループの海外従業員数は10万人体制となる。
NTTデータの広報によると、Dell Service部門の最大の強みは北米地域でのヘルスケア事業にある。主な提供サービスは、クラウドサービスやアプリケーション関連サービス、BPOサービスで、特に医療機関や医療保険を中心としたヘルスケア業界向けにデジタルソリューションやBPOサービスを提供しているという。
今回の買収で、NTTデータがデジタルビジネス先進国である米国の最新のデジタルビジネス・ノウハウを取り込むことができれば、単なる規模拡大に終わらないプラスアルファが期待できる。
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