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筑波大学が学内基幹ネットワークを刷新、次世代FWなど最新機器導入で高速大容量と安全性を両立

2016年4月15日(金)IT Leaders編集部

筑波大学はこのほど、学内基幹ネットワークを刷新した。2016年4月から本格運用が始まった次期学術情報ネットワーク「SINET5」への接続を見据え、最新の機器の導入で高度化を図ったもの。セキュリティ関連で製品が採用されたパロアルトネットワークスが2016年4月14日に発表した。

 筑波大学の学内基幹ネットワークは、共通教育システムでの利用を筆頭に、2万人強に対して有線/無線通信サービスを提供している。直近まで8年にわたって運用していたネットワークは、装置の老朽化が進み、機能面でも見劣りが目立つようになっていた。2016年4月から次期学術情報ネットワーク「SINET5」へ移行するタイミングでもあったことから、刷新を断行した。

 高速大容量化と安全性の担保が大きな柱。セキュリティ対策として、パロアルトネットワークスのファイアウォールのハイエンドモデル「PA-7050」と、脅威インテリジェンスクラウド「WildFire」を採用している。SINET5への接続に加え、ネットワークセグメント間の通信においても十分なスループットを確保しつつ、外部/内部通信に対するセキュリティ機能を複合的に提供できる点を評価した。

 通信におけるアプリケーションの可視化・制御、IPS(侵入防止システム)、アンチウイルス・アンチスパイウェアなどの脅威防御、URLフィルタリング、WildFireによる未知のマルウェア防御などの機能を順次運用していくという。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 筑波大学
事業内容 教育・研究機関
導入システム 学内基幹ネットワークの刷新
導入目的 高速大容量化を図ると同時に安全性を担保。学術情報ネットワーク「SINET5」とも接続する
主な利用製品 セキュリティ対策として、パロアルトネットワークスのファイアウォール「PA-7050」と、脅威インテリジェンスクラウド「WildFire」を採用
関連キーワード

文教 / 大学 / 研究機関 / 学術ネットワーク / Palo Alto Networks / ファイアウォール / 次世代ファイアウォール / 筑波大学 / 茨城県 / つくば市

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