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A10ネットワークス、ベアメタルに対応した次世代ADCを提供

2016年5月13日(金)IT Leaders編集部

A10ネットワークス(A10 Networks)の日本法人は2016年5月12日、ベアメタルに対応した次世代ADC(Application Delivery Controller)「Thunder ADC for Bare Metal」を発表した。

 「Thunder ADC for Bare Metal」は、仮想化を介さず、ハードウェアに直接インストールできるソフトウェアとして提供される。最大40Gbpsのアプリケーションスループットを提供できるADC(Application Delivery Controller)を、自社で選択したハードウェア上にオンデマンドで構築できるようになる。

 A10のADCアプライアンス製品である「Thunder ADCアプライアンス」が持つ、様々なアプリケーションおよびセキュリティ機能のすべてを提供する。ユーザーは自社で選択したハードウェア上で、次世代のアプリケーションネットワーキングに求められるプログラマビリティやポリシー制御、テレメトリーなど、A10の独自OS「ACOS(Advanced Core Operating System)Harmonyプラットフォーム」が提供する機能を利用できるようになる。

 ハードウェアと切り離したライセンス体系によって、TCOを削減することも可能だ。別のハードウェアへの移行も容易になり、長期的な運用を図れる。自社のデータセンター向けに標準化されたハードウェアで必要に応じてADCを立ち上げられるため、より効率的な予備機の配備も可能になる。ソフトウェアをオンデマンドでインストールして利用できるので、柔軟性と俊敏性を向上できる。

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