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インフォマート、飲食店の海外進出を支援するクラウド型受発注システムの英語版をリリース

2016年7月11日(月)IT Leaders編集部

インフォマートは2016年7月8日、外食チェーン企業とその取引卸会社が受発注業務をWeb上で行えるクラウド型システム「BtoBプラットフォーム 受発注」の英語版をリリースした。併せて、シンガポールに進出した日本の外食15店舗への提供を開始したと発表した。

 インフォマートの「BtoBプラットフォーム 受発注」では、外食チェーン企業と取引卸会社の双方で業務効率化・時間短縮・コスト削減・生産性向上を図れる。「中国語版(簡体・繁体字版)」も提供している。

 発表した「英語版」のシステムインタフェースは、日本の仕様と同じものを採用しており、国内の利用企業は海外でもスムーズに利用可能だ。現地の利用者向けに英語版マニュアルも用意している。

 インフォマートは、シンガポール伊勢丹オーチャード店内に2016年7月16日オープン予定の「Japan Food Town」を運営するジャパンフードタウンディベロップメントに同基盤の提供を開始したという。出店する日本の外食15店舗と取引先卸企業間の日々の受発注業務に同システムを利用することで、現地のバックヤードでは短時間で効率的な受発注業務を実施でき、低コストのオペレーションを確立できるとしている。

 今後は、ASEAN諸国をはじめ、英語圏各国へ同システムを展開していく予定だという。

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