PTCジャパンと電通国際情報サービス(ISID)は2016年7月11日、国内製造業を対象にサービスパーツの需要予測や発注計画自動化を短期間で可能にするクラウドサービス「PTC SPM LIGHT」の提供を開始した。ISIDが販売する。
「PTC SPM LIGHT」は、PTCが提供する「Servigistics Service Parts Management」の機能限定版として、PTCとISIDが共同でパッケージ化したクラウドサービスである。選別した機能とあらかじめ用意したパラメーター設定により、短期間で安価にサービスパーツマネジメントシステムを構築できる。
主な機能として、需要予測、在庫の最適化、調達・補充計画立案などを備えている。消耗品など高回転のサービスパーツ管理に特化して、在庫推移に基づく需要予測と発注計画自動化を導入できる。
大手企業が小規模で導入し、効果検証を行いながら段階的に適用範囲を拡大したり、中堅中小企業が手軽に導入することが可能になる。クラウドサービスとして提供するため、専任のシステム管理者がいない企業でも容易に導入できる。
PTCはソフトウェアライセンスを提供し、ISIDは拡販と導入支援を担当する。