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ALSOK、地域金融機関向けに少人数でのサイバーリスク対応を支援するサービスを提供

2016年8月17日(水)IT Leaders編集部

ALSOKは2016年8月16日、外部からのウイルス侵入を監視するITセキュリティサービスと、情報持ち出しを監視する出入管理システムなど物理的なセキュリティサービスを一元的に提供する「地域金融機関向けサイバーセキュリティソリューション」の提供を開始した。

 「地域金融機関向けサイバーセキュリティソリューション」では、サイバー攻撃と組織からの情報持ち出しの両方のリスクに対する少人数での対応を包括的に支援する。地方銀行や信用金庫、労働金庫、信用組合、農業協同組合などの地域金融機関を対象にしている。

 ALSOKがノウハウを持つ、重要室への不正な入室や情報持ち出しを監視する物理セキュリティに、標的型メールなどによるウイルスの侵入を前提とした不正な通信の監視、PCのウイルスチェックやデータ暗号化といったITセキュリティを組み合わせている。標的型メール訓練など役職員の教育も用意している。

 ユーザーは、物理・IT両面のセキュリティ管理委託を一本化でき、組織全体のリスクの把握や組織の現状の可視化を図れる。24時間監視サービスなどにより管理も省力化できる。

 地域金融機関向けサイバーセキュリティソリューションの価格は、サービスメニューによって異なり、詳細は要問合せ。ALSOKは、初年度(2016年度)に1億円の販売を目標にする。

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