NHN テコラスは2016年11月14日、デジタルドキュメント製品「2BDOCS」のラインアップを拡充し、新たにドキュメント閲覧製品「2BDOCS WebViewer」、ドキュメントセキュリティ製品「2BDOCS DRM」、教育基盤製品「Connected Classroom」の3製品の提供を開始した。
発表した「2BDOCS WebViewer」は、ブラウザー基盤の専用ビューアー製品である。通常のPDFに加え、「2BDOCS Content Editor」を使って動画や音声などを組み込んだPDFを、HTML5に自動変換できる。利用者の端末に専用ビューアーを設置することは不要で、ブラウザーからWebViewerにアクセスすることで同じPDFコンテンツの閲覧ができる。
「2BDOCS DRM」は、デジタルドキュメントのセキュリティ管理を可能にする製品だ。PDFファイルの暗号化に加え、閲覧統計情報やアクセス追跡・制御などの管理機能を搭載している。PDF変換製品「2BDOCS WorkFlow」や2BDOCS WebViewerと連携することで、ドキュメントのPDF変換からセキュリティ付与を自動化できる。
「Connected Classroom」は、教室や塾などの教育現場で、教師と学生がモバイル端末を利用する「ICT教育」を支援する教育基盤製品である。Wi-Fiに接続し、Connected Classroomアプリケーションをインストールすれば、手軽に教師から生徒へデジタル教材を配布したり、教師と生徒の画面を同期しながら授業を進めたりできるようになる。高価なインフラ設備は不要だ。
「2BDOCS」は、文書のライフサイクル全体にわたって利用できる、高機能かつ安全なデジタルドキュメント製品である。PDFフォーマットをベースに、様々なデバイス上でドキュメントの制作・変換、配信・閲覧などを行える。