東芝ITサービスは2016年11月29日、米パロアルトネットワークスの製品であるセキュリティ基盤を活用したネットワークセキュリティサービスを発表した。2016年12月1日から提供を開始する。
東芝ITサービスは、パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォールを活用したネットワークセキュリティ対策を一貫して提供する。「リモートセキュリティ監視サービス」と「ハードウェア保守サービス」の従来のサービスに加え、機器手配・導入から運用・保守まで次世代ファイアウォールのライフサイクルを包括的に支援する。
新たに提供するサービスは「設計・構築サービス」と「運用支援サービス」の2つになる。
設計・構築サービスは、ユーザーの導入目的やネットワーク環境に合わせて、パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォールの設計・構築、導入を行うサービスである。導入前にネットワークのセキュリティ状況を把握したいユーザーには、オプションで現状調査(アセスメント)も提供する。
運用支援サービスは、次世代ファイアウォール導入後、ログの収集・分析、ポリシーチューニングを、ユーザーの元に訪問して実施する。リモート接続が不可能なシステムへの対応も可能だ。
東芝ITサービスは今後、パロアルトネットワークスのセキュリティ基盤と東芝ITサービスが持つセキュリティ対策のノウハウ・各種サービスで、ネットワークセキュリティ対策の安定稼働や対策効果を加味した運用支援など、サポートのサービス範囲を拡大していくとしている。