日本ヒューレット・パッカードは2017年1月27日、アプリケーションを改変せずに、既存WebシステムへのMFA(Multi-Factor Authentication:多要素認証)の導入を容易に可能にするソフトウェア「IceWall MFA Ver.4.0」を発表した。2017年2月20日に発売する。
日本ヒューレット・パッカードの「IceWall MFA Ver.4.0」は、リモートアクセス・Webアプリケーション・クラウドサービス・FinTechなど、安全な認証が求められるシステムに対し、アプリケーションを改変せずに容易に多要素認証を導入できる。Webシングルサインオン製品「IceWall SSO」の技術を基に、日本ヒューレット・パッカードが国内で開発した。
多要素認証の要素として、ワンタイムパスワード・FIDO(Fast IDentity Online)・統合Windows認証・ブラウザトークンなど様々な方式の中から、要件に合致した認証方式を選択可能だ。複数の認証方式の組み合せや、個々のシステムごとに異なる認証方式の組み合せも設定できる。例えば、リモートアクセスにはワンタイムパスワードを義務付け、特定の社内Webシステムの利用には生体認証を求めるといった使い分けができる。
プラグインアーキテクチャーによって、サードパーティ各社が提供する指紋認証や虹彩認証といった様々な認証方式との連携が可能だ。プラグインを開発するためのインタフェース仕様は近日公開の予定である。
また、日本ヒューレット・パッカードは技術者100名体制の「認証技術開発センター」および「認証コンサルティング部」を新たに開設する。認証に関して汎用製品では対応できないユーザー固有の要求を満たすカスタムソフトウェアの開発や、用途に応じた専門性の高いインテグレーションを提供する。FIDOに準拠した生体認証環境の構築サービスの提供も開始する。
IceWall MFA Ver.4.0の価格は、190万円(税別)からとなる。
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