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RPAのメリットをいち早く体感するPoCパッケージを提供―RPAテクノロジーズ

2017年3月23日(木)杉田 悟(IT Leaders編集部)

RPA(Robotic Process Automation)を一刻も早く体感してみる──RPAソリューション「BizRobo!」を提供するRPAテクノロジーズは2017年3月22日、通常数カ月を要するRPA導入を最短1カ月で可能にするサービスパッケージ「Digital Labor Platform」の提供を開始した。明確な効果が得られると言われるRPA、時間をかけずに導入して、まずはその効果を体感してもらうのが狙いだ。

 RPAは、ソフトウェアロボットあるいはデジタルレイバー(仮想知的労働者)ともいわれる、オフィスの定型的な業務処理を自動化するツール。早くからRPAの普及に取り組んできたRPAテクノロジーズは、BizRobo!をベースにしたRPA導入サービスで、国内トップクラスのRPA導入実績を持つ。

 同社が、その豊富な導入経験から得たノウハウを注入して開発したのが、Digital Labor Platformだ。早期体感PoC(Proof of Concept:概念実証)パッケージを名乗るように、とりあえずその効果を実感してもらうのが狙いとなっている。

 というのも、RPAはERPやCRMといった既存の業務アプリケーションに比べて導入効果が数値化しやすいという特徴を持つ。RPAテクノロジーズの大角暢之社長によると「RPAとして導入するロボットは人の200倍の能力を持ち、更に24時間365日、精度を保ちながら働き続けることができる」。そのため、「人間が行っていた時と比べて、〇倍の処理量」と、その効果を数値で表すことができる。あとはこれが本当かどうかを実際に体感してもらうだけ、というわけだ。

 ところが、従来の基幹システムのやり方でRPAを導入しようとすると、調査・ヒアリングから対象業務の洗い出し、要件定義などで膨大な時間を費やす。これがネックとなって導入に至らないい例が少なからずあるため、教育・研修を含めた動作検証、ロボットの作成・試行、運用、評価検証までを最短1カ月で行えるパッケージサービスを開発した。

 RPAツールに関しては、これまでRPAテクノロジーズが取り扱ってきたBizRobo!だけでなく、Blue Prism、NICE、OpenSpanといった海外製品、更にはPCにインストールすれば基本的な機能をすぐに使える「Basic Robo!」、紙の書類を自動で電子データ化する「Scan Robo!」も含め「BizRobo! Station」としてラインアップした。この中から、対象企業の特性にあったツールを選択して使用する。

 価格は、BasicRoboを使って1つのロボットを1週間で作成する「LITE」プランが120万円(税別、以下同)、3つのロボットを3週間で作成、5名までのトレーニングが付いた「STANDARD」が250万円、BizRobo Stationから1ツールを選択して利用でき、評価まで行う「PREMIUM」が400万円から。

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