米MapR Technologiesは2017年4月14日、「MapRコンバージド・データ・プラットフォーム」上の「Apache Drill」用「Tableau」コネクターの提供を開始したと発表した。TableauとDrillをネイティブに連携し、複雑かつ大規模なデータへも素早くアクセスできるようになる。
今回MapRが発表したのは、「MapRコンバージド・データ・プラットフォーム」上の「Apache Drill」用の「Tableau」コネクターである。MapRコンバージド・データ・プラットフォームは、スケールアウト可能な単一プラットフォーム上に、データ活用に求められるデータ管理機能やプロセッシングのテクノロジーを統合している。
Tableauは、ドラッグ&ドロップ操作でデータを分析し、視覚化できるセルフサービスBIある。Drillは、ペタバイト級のデータをインタラクティブに分析可能にするオープンソースのビッグデータ技術だ。
コネクターはTableauとDrillとの連携に関して、一般的なODBC(Open Database Connectivity)接続に比べより堅牢な連携機能を提供する。Tableau-Drill間のより緊密なメタデータ統合を図れるため、Tableauユーザーは、素早いアクセスでより高度な分析機能を利用できるようになる。
Mac環境でTableauを活用しているユーザーもDrillにアクセス可能となるほか、JSONなどのデータ形式もDrillを使ってより迅速に分析できる。Tableauの高度な分析機能もDrillに対応する。