アライドテレシスは2017年4月17日、ネットワーク統合管理機能を提供するクラウドサービス「Net.AMF」の提供を4月1日に開始したと発表した。
「Net.AMF」は、アライドテレシスのITサービス群である「Net.サービス」のカテゴリーから、ネットワーク統合管理機能「AMF」「AWC」に運用支援サービス「Net.Monitor」を組み合わせて提供する。
AMFマスター機能をクラウドサービスとして提供する「AMF-Cloudスタンダード」と、AMFマスター機能を搭載したルーターをサービス提供する「AMF-Cloudライト」の2つのメニューを用意している。
AMF-Cloudスタンダードは、大規模ネットワークを利用するユーザー向けに、ネットワークを含むITインフラの監視および運用を支援する。
管理対象機器はマルチベンダーに対応し、台数は無制限だ。機器障害とシステム障害のそれぞれの切り分けに対応する。リモート監視サービス、アラートや機器状態をリアルタイムで見られるユーザー専用ポータルサイト、機器状態の月次レポートも提供する。オプションサービスとして、Net.Monitorの各オプションを選択可能だ。
AMF-Cloudライトは、小・中規模ネットワークを利用するユーザー向けに、AMFマスター機能を搭載したルーターを提供する。
管理対象機器は、同社のAMFメンバースイッチ最大20台になる。AMFマスター機能は同社のルーター「AR」シリーズで提供(設定含む。予備機あり)する。AMFマスター機能によるAMFメンバーのリモート切り分け(機器故障確認)が可能だ。
リモート監視オプションサービスとして、同社のAMFメンバースイッチ最大20台に加え、その他同社製品最大20台(計最大40台)までのリモート監視およびリモート切り分け機能を提供する。専用ポータルサイトや月次レポートも利用できる。