トランスコスモスは2017年8月22日、対話型AI(人工知能)の導入から運用を一貫して支援する「AIトータルソリューションサービス」の提供を開始すると発表した。独自の対話型AIツール「DECAI(デックエーアイ)」を開発するほか、AIツール/エンジンを保有する企業各社との業務提携を行うことで、各ユーザー企業の課題に対応した導入を支援する。
AIの導入から運用を一貫して支援するシステム構築サービスである。特徴は、ユーザーに適切なAIツール/エンジンを提案することである。同社のコールセンターやソーシャルメディア運用のサポート実績、さらにAI導入支援で得た知見・ノウハウを活用する。
具体的なAIツール/エンジンとして、「DECAI」に加え、日本IBMの「IBM Watson」、NTTコミュニケーションズの「Communication Engine“COTOHA”」、Studio Ousiaの「QA Engine」など、自然言語処理技術・深層学習技術を備えたツール/エンジンを活用する。
AI導入の各フェーズに発生する課題・疑問点などの導入のハードルを把握し、導入前~運用までを包括的にサポートする。特に学習データの作成については、シナリオやトークスクリプトなどの構築経験で得た知見を活用し、AIストラテジストが支援する。
システム構築にあたっては、目的に応じて業務設計を行い、性能を最大化する。問い合わせのログから、コール、Web、チャット、ボット、AIの役割を整理して組み合わせ、顧客接点の業務効率化と生産性向上を支援する。
使用目的や活用法などが不明確なままプロジェクトが進行しないように、現状調査や業務診断を行う。AIの役割とタスクを整理したうえで、業務設計や運用編成、AIの精度を高める学習データの構築、などを実施する。
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