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ウフル、デバイスの進化に柔軟に対応するIoT基盤のエンタープライズ版を発表

2017年10月20日(金)杉田 悟(IT Leaders編集部)

ウフルは2017年10月18日、同社のIoT基盤「enebular(エネブラー)」にコンサルティングサービス、インテグレーションサービスを加えた「エンタープライズ・プラン」を発表した。製品企画から運用の最適化まで、IoT製品の商用化を包括的に支援する。

 ウフルが提供するenebularは、エッジ側にインテリジェンスを持たせた分散協調型のIoTシステムを構築できるIoTオーケストレーションサービス。「開発」「運用」「アセット」のコンポーネントで構成される。

 開発コンポーネントでは、エッジからクラウドまで一元化された開発環境を用意した。オープンソースのノンコーディング・プログラミングツールであるNode-REDを採用し、ノンプログラミング開発を可能にしたほか、アーム(Arm)のIoTプラットフォームである「Aem Mbed」に対応し、デバイス側のテクノロジーの変化に、柔軟に対応できるようにした。

 運用コンポーネントでは、アクセス管理やアセット管理、デプロイ管理、ステータス管理、システム構成管理、ログ管理などの各管理機能やセキュリティ対策を提供する。

 アセットコンポーネントは、Node-REDによるロジカルなデータフローや時系列データの変化を再現できる可視化ツール「INFOMOTION」、機械学習モデルなどをクラウドやエッジにデプロイできる。

enebularの構成図
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 オープンソースを基調としたenebularは、アセット、デプロイまでは主に無料で利用できる。エンタープライズ・プランは、enebularとコンサルティングサービス、インテグレーションサービスを組み合わせ、IoT製品の企画から運用の最適化までを支援する有料サービス。新たに新規事業として、製品、サービスのIoT化に取り組む企業が主な対象となる。

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