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デジタルマーケティングを高精度化する機能を追加―トレジャーデータのCDP

2017年10月27日(金)IT Leaders編集部

トレジャーデータは2017年10月25日、カスタマーデータプラットフォーム「TREASURE CDP)」に新機能を追加したことを発表した。追加したのは「セグメントビルダー」「リアルタイムセグメンテーション」「コンテンツ解析」の3機能。

 トレジャーデータは、日本人がシリコンバレーで設立した2011年設立のベンチャー企業。主力製品のTREASURE CDPは、デジタルマーケティング領域やIoT関連のビッグデータを統合し利活用につなげるためのプラットフォーム。データの収集、分析、活用のために多くの主要サービスのインターフェースを用意、短期間での導入を可能にしている。国内で自動車、流通、メディアなどを中心に、200社以上に採用されているほか、グローバルでも採用企業が増加しているCDPのディファクト製品だ。

データを収集、解析、施行するために多くのツールと連携する
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 新機能のセグメントビルダーは、過去に収集した顧客に関するデータからノンプログラミングで顧客セグメントを作成し、可視化する。作成したセグメントデータをサードパーティーのサービスと連携させることも可能。

 リアルタイムセグメンテーションは、顧客がアクセスした際に、格納されたログデータからその顧客のセグメント情報をリアルタイムに付与する機能。レコメンドなどのマーケティングツールと連携して、顧客に最新のコンテンツを提供できる。

 コンテンツ解析は、Webの記事やメタデータからキーワードを抽出し、サイトを訪れた顧客の訪問履歴と合わせて解析し、ラベル付けを行う。機械学習を搭載したコンテンツ解析エンジンを開発、自然言語処理にも対応した。

 加えて、グーグル傘下の広告管理ツール「DoubleClick for Publishers」との連携が可能になった。これによりレコメントの精度が向上するなど、高い精度の配信が可能になったとしている。

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