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日立がPreferred Networksに約5億円出資、Society 5.0の実現に向けたAI高度活用

2017年12月11日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立製作所は2017年12月11日、Preferred Networks(PFN)に出資すると発表した。出資金額は約5億円。PFNが第三者割当増資により発行する株式を2017年11月30日付けで引き受けた。

 今回、日立製作所が出資するPreferred Networks(PFN)は、IoT分野にフォーカスしたディープラーニング(深層学習)の応用事業開発で知られている。重点事業領域は、交通システム、製造業、バイオ・ヘルスケアの3つで、トヨタ自動車、ファナック、国立がん研究センターなどと協業している。

 PFNでは、クラウド、ネットワークデバイス、エッジデバイスが分散協調的にデータ処理を行う「エッジヘビーコンピューティング」の実現に向けて、分散コンピューティングやネットワーキング技術も開発している。また、オープンソースの深層学習フレームワーク「Chainer」を開発・提供している。

 日立製作所とPFNは今後、エッジコンピューティングへのAI技術の適用や、既存システムのインテリジェント化、次世代制御システムの実現など、Society 5.0の実現に向け、AI技術の活用を目指すとしている。

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