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ユニアデックス、基幹システム向けクラウドにHULFTファイル転送オプションを追加

2018年1月18日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ユニアデックスは2018年1月18日、日本ユニシスグループが提供するIaaS型クラウドサービス「U-Cloud」のオプションとして、セゾン情報システムズのファイル転送ソフト「HULFT」をクラウド型で提供する「データ転送サービス」を発表、同日販売を開始した。

 IaaS型クラウドサービスであるU-Cloud上で、ファイル転送ソフトのHULFTをクラウドサービスとして提供する。これにより、U-Cloud上にあるシステムと、オンプレミスにあるシステムや他のクラウドサービスにあるシステムとの間で、HULFTプロトコルでファイルをやり取りできるようになる。

図1●データ転送サービス(HULFT)の概要(出所:ユニアデックス)図1●データ転送サービス(HULFT)の概要(出所:ユニアデックス)
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 データ転送サービス(HULFT)の特徴は、大きく4つある。まず、ファイル転送時に異常が発生して転送が失敗した場合、異常箇所からファイルを再転送する。これにより、確実にファイルを転送する。また、データを圧縮することで、ネットワークに与える負荷を軽減し、ファイル転送時間を短縮する。

 通信を暗号化してセキュリティを保つ。また、ファイルへのアクセスログやコマンド実行ログなど、ファイル送受信に関わる詳細な操作履歴を記録することで、不正なファイル転送や不正ファイルアクセスを管理する。さらに、ファイルの集配信や送信要求の受付など、ファイル送受信に関連する操作記録をログファイルに出力し、GUI画面から確認できる。

 製品提供の背景について同社は、U-Cloudが主に基幹系システムのクラウド基盤として利用されていることを挙げる。「基幹系システムのデータを情報系システムで活用するといったケースにおいて、U-Cloud上のシステムとオンプレミスや他のクラウドサービスとのシステム間でデータの送受信をする需要がある」(同社)。

 データ転送サービスの価格(税別)は、以下の通り。初期設定は、22万2000円。Linux環境で動作するHULFTは月額2万1000円から。Windows環境で動作するHULFTは月額2万5400円から。

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