[新製品・サービス]
CData Software、MacやLinuxからODBC経由でクラウドなどにSQLアクセスできるドライバを販売
2018年1月25日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)
米CData Software日本法人のCData Software Japanは2018年1月25日、クラウドサービスやNoSQLなど各種のデータソースを仮想的なRDBMSとしてアクセスできるようにするデータ接続ドライバソフト「CData Drivers」について、新たにMac版とLinux版を提供すると発表した。「CData ODBC Drivers for Mac」および「CData ODBC Drivers for Linux」である。
CData Driversは、アクセス手段やデータ形式が異なるさまざまなシステムに対して、リレーショナルデータベース(RDBMS)としてアクセスできるようにするドライバソフトである。SalesforceやDynamics CRMなどのクラウドサービスやNoSQLデータベース、XML/JSONファイルなど、80種類を超えるデータを仮想RDB化し、ODBC/JDBC/ADO.NETなど標準的なインタフェースでアクセスできるようにする。
図1:CData ODBC Driverの概要(出典:CData Software Japan)拡大画像表示
今回、CData DriversのMac版およびLinux/UNIX版を用意した。MacやLinux/UNIXで稼働するアプリケーションからODBCインタフェースを介して情報ソースにDBアクセスできるようになる。このドライバソフトを使えば、Tableau、FileMaker Pro、ExcelといったMac/LinuxベースのBIソフトやETLソフトからクラウド上のデータなどを利用できる。
ODBC 3.8標準のドライバ機能を提供する。SQLは、ANSI-92準拠の標準SQLが使用可能で、CRUD、ソート、フィルタリング、集計関数まで利用できる。社内LANからインターネット上のリソースにアクセスするためのプロキシ設定やファイアウォール設定もできる。
ライセンスは、デスクトップ版とサーバー版があり、いずれも年額制。デスクトップライセンスは、45種類のデータソースへのアクセスが可能な「ODBC Deskotp Professional Subscriptions」が年額6万円、80種類を超える全データソースへのアクセスが可能な「ODBC Desktop Enterprise Subscriptions」が年額10万円。サーバーライセンスは各データソースごとに異なるが、1サーバー(4コアまで)あたり8万円~20万円。
Salesforceへの接続に限定したライセンスの場合、デスクトップライセンスが年額2万7700円、サーバーライセンスが8万4000円。
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