鈴与シンワートは2018年1月25日、国内7拠点目となるデータセンター「S-Port東京第二センター」を開設したと発表した。特徴は、東京都内のターミナル駅から徒歩2分の都市型データセンターであることと、高密度なブレードサーバーを設置可能な1平方メートルあたり1トンの耐荷重性能を備えることである。
S-Port東京第二センターは、都内ターミナル駅から徒歩2分の位置にある、利便性の高い都市型データセンターである。駅名は一般には非公開だが、データセンターは東京都千代田区にあり、海抜は3.5m。海からは約5~6km、河川からは約2km離れている。
ブレードサーバーも設置できるように、耐荷重性能は1平方メートルあたり1トンとなっている。電力は、ラックあたり4kVAまたは6kVAから選択可能で、相談により、6kVA以上の電力も対応できるという。
電源供給は、2つの変電所から別々の受電系統を確保した。ビル自体は制震構造で、データセンターフロアの2次免震装置で2重の耐震対策をとっている。
24時間運用スタッフが常駐しているので、夜間や早朝時の入館対応も可能である。PING監視やログ監視などの監視サービスや、障害対応や媒体交換などの運用代行サービスも提供する。