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リコーグループ、全拠点に米Ruckusの無線LANを導入

2018年4月5日(木)IT Leaders編集部

米Ruckus Networksは2018年4月4日、リコーがリコーグループ全拠点でラッカスネットワークスの無線LANアクセスポイント「R600」を導入し、社内ネットワークの運用効率改善に成功したと発表した。

 リコーは、2016年から順次、ネットワーク環境の刷新プロジェクトを推進している。無線LANアクセスポイント(AP)、APコントローラー、DHCPサーバー、認証サーバーなどを入れ替えた。コスト削減やセキュリティレベルの向上など、いくつかの効果が出た。

 グループ各社約500拠点が全国に点在するリコーは、ネットワークシステムを統一することが課題だった。2016年後半から全拠点で、米Ruckus Networksの無線LAN製品群を導入した。コスト面と運用面で利点があると評価した。

 導入の効果は以下の通り。

  • 課題だった日本拠点のセキュリティレベルがグローバルの水準へと向上
  • APへの新規機器接続時、クライアント証明書のインストールによってセキュリティを確保し、容易で安全なインストールプロセスを確立
  • 各受信端末へ指向性の高い電波を発するRuckus BeamFlex技術により、必要設置AP端末が減少し、電波干渉問題を低減して、コスト削減を達成
  • APコントローラー導入により、センターオペレーション方式を導入した。機器交換時、障害対応時の工数削減に加え、社内ネットワーク、および機器の可視化によるネットワーク環境運用の簡易化を実現
  • オートチャネル設定により電波干渉問題や、社内ヘルプデスクへの障害報告件数が減少し、障害対応コストを低減
  • ネットワーク速度および接続性を向上
  • 無線ネットワーク環境向上、および社内における有線LANの撤廃で、社内ネットワーク環境の可視化、フリーアドレス制への移行を実現
  • ゲスト用Wi-Fiは、セキュリティとポリシー管理基盤「Ruckus Cloudpath」を活用し、簡単なセルフサービスオンボーディングでゲストにも安全なWi-Fi環境を提供
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