NECは2018年4月10日、RPA(ロボットによる業務自動化)の導入や運用を支援する製品として、現状の業務を可視化する「働き方見える化サービス」を強化すると発表した。さらに、複数のロボットを一元管理できるソフト「NEC Software Robot Solution マネージャ」の販売を開始した。NEC Software Robot Solutionマネージャは、2018年5月30日に提供を開始する。価格(税別)は、240万円。
NECの「働き方見える化サービス」は、勤務状況を可視化するサービスである。オフィスでの勤務や、自宅や外出先でのテレワークといった、勤務の状況を可視化する。Outlookなどのスケジューラーソフトとデータ連携することによって勤務状況のデータを取得する。
今回、「業務タスク機能」を強化した。最大10個の業務ごとに、個人が業務にかけている時間を集計できるようにした。個々の業務にかけている時間を定量的に測定できるため、業務をRPA化する場合の投資対効果の判断材料として活用できる。上位サービス「Advanced版」ではさらに、個人だけでなくグループごとに業務時間を集計できる。
新たに製品化したソフト「NEC Software Robot Solutionマネージャ」は、複数のロボットを一元管理できる製品である。各ロボットの状況を把握し、端末から実行状況までを一元管理する。背景として同社は、ロボットが増えていくにつれて、各ロボットの稼働状況が把握しにくくなることを挙げる。
エラーによって業務が停止するリスクや、ライセンスが切れて使えなくなるといったリスクを軽減する。ロボットに日時を指定して、スクリプト(ロボット定義)を配信することも可能である。これにより、ロボットの稼働率を上げられる。
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