NTTデータ・ビズインテグラルは2018年4月25日、ERP(統合基幹業務システム)ソフト「Biz∫(ビズインテグラル)」の新版を発表した。2018年5月下旬から販売する。新版では、グループ共通システムで利用することを想定し、連結会計オペレーションの機能強化などを実施した。
NTTデータ・ビズインテグラルの「Biz∫(ビズインテグラル)」(図1)は、会計、販売、購買、人事などの基幹業務アプリケーションに加えて、ワークフロー、マスターデータ管理、他システム連携基盤、統合運用管理といったシステム共通系の製品をラインナップしたERPソフトである。オンプレミス版のほか、クラウド版もある。近年は、年商3000億円超の大企業におけるグループ共通システムとしての採用が増えているという。
図1:「Biz∫会計」の概要(出典:NTTデータ・ビズインテグラル)拡大画像表示
新版では、グループ会計を効率化・高度化する機能を強化した。具体的には、グループ連結時のグループ内取引を相殺する機能や、子会社の月締め状況の管理機能などを強化した。これらの強化によって、グループ連結業務を実施する親会社の経理部門やシェアードサービス部門の業務を効率化するとともに、決算の早期化に貢献するとしている。
新版ではさらに、既存帳票のカスタマイズや新規帳票の開発を簡易化・効率化する帳票作成ソフト「Biz∫APFフレキシブルレポート」も提供する。背景について同社は、請求書や納品書などの「取引先に送付する帳票」は、顧客の要望で印字内容や位置に軽微な修正が入る頻度が多いことを挙げる。「従来は、変更に素早く追随するため、Excelなどを使って帳票を作成しているケースがあった」という。
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