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ALSI、電子帳簿保存法に対応したERPフロントエンドを販売

2018年6月27日(水)IT Leaders編集部

アルプス システム インテグレーション(ALSI)は2018年6月26日、電子帳簿保存法に対応したERPフロント製品「ECOAS経費・旅費精算」を発売した。価格(税別)は150万円。

 アルプス システム インテグレーション(ALSI)の「ECOAS経費・旅費精算」は、NTTデータ イントラマートのシステム基盤型ワークフロー「intra-mart Accel Platform」に対応したERPフロント製品である。今回提供を開始する電子帳簿保存法対応版では、文書管理システムとも連携し、領収書の管理を電子化する。

 入力期間を制限でき、領収書の受領の翌日から入力までの期間をチェックすることが可能だ。画像解像度については、法要件を満たしていない画像は登録できないように制御できる。法要件を満たした画像の場合にタイムスタンプを付与することができる。

 バージョン管理については、訂正または削除を行った画像を履歴管理し保存することが可能だ。ワークフローから処理者(入力者)および承認者を確認することもできる。intra-martによる柔軟なワークフロー設定により法要件を満たした運用ができる。

 ECOAS経費・旅費精算は、経費・旅費精算に対応する経理部門だけではなく、経営層や情報システム部門、従業員それぞれが抱えている課題を解決する製品だ。短期間で導入でき、他業務システムとの連携や、ログ管理・証跡管理機能による統制強化も図れる。複数通貨レートにも対応している。

 電子帳簿保存法は、1998年7月に施行された法律で、国税関係帳簿に対し紙の書面に代えて電磁的記録等による保存を認めた法律だ。2016年の税制改正により、スキャナー保存の要件が改正され、領収書などの保存について、デジタルカメラ(スマートフォン)などで撮影した画像も認められるようになった。

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