テリロジーは2018年7月2日、自社開発のRPA(ロボットによる業務自動化)ソフト「EzAvater」(イージー・アバター)を発表、同日提供を開始した。最大の特徴は、画像を認識して動作する仕組みを採用し、自動化するWindowsの操作を簡単に登録できるようにしたことである。価格(税別)は、 年額75万円から。
EzAvaterは、RPAソフトである。最大の特徴は、画像認識型で動作し、自動化するWindowsの操作を簡単に登録できることである。「ダブルクリック」などの操作内容と「アイコン」の画像の組み合わせだけで、簡単にロボットを作成できる。
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2つのステップでロボットが完成する。(1)EzAvaterの左メニューから、ロボットに操作させたい内容(クリックやダブルクリックなど)を選択する。(2)操作の対象となる領域の画像を、Windowsデスクトップ上でマウスで囲んで指定する。
作成したロボットを実行することで、「アプリケーションの起動アイコンをダブルクリックする(アプリケーションを起動する)」といった操作を自動化できる。
画像認識技術を用いることで、操作対象となるWindowsアプリケーションのオブジェクトを指定する方法よりも容易に、操作を自動化できる。テリロジーは、「簡単であることがRPA選びでもっとも重要」だとしている。このほか、操作ガイドや応答形式のウィザードなど、簡単に使えることに注力している。