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freeeとソフトバンクがRPAロボットを共同開発、クラウド会計・人事ソフトをRPAで操作可能に

2018年7月10日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ソフトバンクとfreeeは2018年7月9日、企業の会計、人事・労務における煩雑な手作業を自動化するRPAロボットの共同開発で協業したと発表した。freeeが提供する「クラウド会計ソフト freee」と「人事労務 freee」へのデータ入力などを自動化する。RPAソフトにはソフトバンクの「SynchRoid(シンクロイド)」を使う。

 共同開発の第1弾として、RPAロボットで20種類の業務を自動化した。

図1●ソフトバンクとfreeeが共同開発したRPAロボットの例(出所:ソフトバンク、freee)図1●ソフトバンクとfreeeが共同開発したRPAロボットの例(出所:ソフトバンク、freee)
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 クラウド会計ソフト freee向けに開発したRPAロボットの例は以下の通り。(a)口座を一括で登録・変更するロボット、(b)支払通知書を一括作成・一括メール送信するロボット、(c)部門間で比較可能な損益計算書を作成してExcel出力するロボット。

 人事労務 freee向けに開発したRPAロボットの例は以下の通り。(d)社員のマスター情報を一括で人事労務freeeに登録するロボット、(e)Excelから取得した情報で給与額を編集するロボット、(f)勤怠の打刻時間を一括で修正するロボット。

 なお、ソフトバンクとfreeeの2社は、RPAの活用方法を紹介するセミナーを共催するなど、マーケティング活動も共同で実施する。

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