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HPCシステムズ、PCIeスロットの拡張性を重視した産業用コンピュータを販売

2018年7月11日(水)IT Leaders編集部

HPCシステムズは2018年7月10日、複数の拡張ボードを搭載する産業用途に適したコンピュータ「IPC-EPR1000」を発表、同日販売を開始した。拡張スロットとして、PCI Express(x16)×3と、PCI Express(x8)×3。価格(税別)は、36万円。

写真1●IPC-EPR1000の外観写真1●IPC-EPR1000の外観
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 IPC-EPR1000は、複数の拡張ボードを搭載する産業用途に適したx86コンピュータである。カメラやセンサー類などを多数接続する需要を満たす。拡張スロットとして、PCI Express(x16)×3と、PCI Express(x8)×3を備える。

 高速カメラを接続するための拡張カードはPCI-Express(x8)などの広い帯域を必要とし、これらの拡張カードを複数搭載するためにはPCI-Expressレーンを多く持つコンピューターが必要になるという。

 この一方、従来のコンピュータでは、PCI-Expressレーン数の仕様制限の都合上、シングルCPUで高速かつ多くのPCI-Expressレーンを実現することができなかったという。

 CPUには、AMD EPYCプロセッサ(最大32コア/64スレッド)を1基採用した。最大128レーンまでのPCI-Expressバスを利用できる。搭載するすべてのPCI-Expressスロットは、CPU内蔵のPCI-Expressコントローラーに直接接続し、高速に動作する。

 CPUスペック(コア数およびクロック)やメモリー容量、ストレージの種類や容量などは柔軟にカスタマイズできる。

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