NTTデータは2018年7月20日、現在はメインフレーム上で稼働している金融勘定系パッケージソフトウェア「BeSTA(ベスタ)」を、オープン基盤でも利用できるようにすると発表した。すでに、日立製作所と富士通のオープン基盤環境において、性能の確認を含めた技術検証を終えたとしている。
NTTデータは、金融勘定系パッケージソフトウェア「BeSTA(ベスタ)」を開発・提供している。2018年6月現在、メインフレーム(日立製作所と富士通)上で利用できる。事例の1つとして、地方銀行向けの勘定系システムをマルチテナント型で共同利用する「NTTデータ地銀共同センター」でBeSTAを使っている。
図1:金融勘定系システムへのBeSTA提供基盤ロードマップ(出典:NTTデータ)拡大画像表示
今後は、BeSTAの提供ラインアップを拡充し、メインフレームだけでなく、スタートアップ企業が提供するFintechとの連携がより容易となるように、オープン基盤で動作するBeSTAを提供するという。2017年度から日立製作所と富士通の各々のオープン基盤環境において技術検証を実施しており、検証が完了したという。
主要な技術検証の完了を受け、金融勘定系システムのオープン基盤への対応を本格的に始動するとしている。オープン基盤の追加によって、金融機関は、自行の戦略に適した基盤を選択できるようになる。将来的には、クラウド利用含め、さらに動作環境を拡充する。
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