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日立、AIやRPAを組み合わせたシステム開発基盤を販売、自社受託案件にも適用

2018年8月1日(水)IT Leaders編集部

日立製作所は2018年7月31日、効率よく高い品質でシステムを開発するためのシステム開発環境「Justware統合開発プラットフォーム」を発表した。2018年10月1日から順次提供する。大規模システムのアプリケーション開発やプロジェクト管理のノウハウに、AIやRPA(ロボットによる業務自動化)などのデジタル技術を組み合わせた。

 日立製作所の「Justware統合開発プラットフォーム」は、システム開発に必要となるツールやフレームワーク、開発方法論を統合・標準化したシステム開発基盤である。従来、日立が受託開発時に適用してきた「フレームワーク」や「標準開発ツール」に加え、今回新たに、プロジェクトの管理作業を効率化する「プロジェクト管理支援」機能と、開発作業を効率化する「開発者支援」機能を開発した(図1)。

図1:Justware統合開発プラットフォームの構成イメージ(出典:日立製作所)
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 日立が受託するアプリケーション開発に適用するほか、自社に開発環境を備えるユーザー企業向けに幅広く提供する。ユーザーのニーズに応じて最適な製品・サービスを組み合わせ、高効率かつ高品質なアプリケーション開発を支援する。システム開発プロジェクト全体における生産性向上と業務負荷の軽減を図り、働き方改革の推進を支援する。

 プロジェクト管理の支援機能では、プロジェクト全体の進捗や品質の状況を自動で収集し、ダッシュボード上でチーム単位や開発機能の単位で状況を可視化し、迅速に把握できるようにする。また、ソースコードの自動分析によるバグ混入や可読性のチェックといった効率的なソースコードレビューを支援する。成果物のレビューや開発計画のリスク評価など、プロジェクト管理をサポートする各種機能を、順次提供する。

 開発者の支援機能では、設計書間の整合性自動チェック機能、設計書情報や製品ガイドラインといった開発に必要となる各種情報に関するQ&A、多言語自動翻訳機能を備えたチャットボット、分散している拠点間でのドキュメントのレビュー支援、などの機能群を用意した。開発者の作業負荷の軽減を可能にするとともに、開発者間の円滑なコミュニケーションを支援する。

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