東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)は、人事統合基盤システムを刷新し、稼働を開始した。ワークスアプリケーションズの「COMPANY 人事給与」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」「COMPANY Web Service」を採用した。ワークスアプリケーションズが2018年8月3日に発表した。
TGESは、2015年4月1日に東京ガス・エンジニアリングとエネルギーアドバンスが合併して誕生した東京ガス100%出資子会社である。合併後は、各社が独自に構築した人事給与システムを、並行して運用していた。
ところが、その後の新人事制度の構築にともない、人事情報の一元化による適正な労務管理の実現や業務効率化が求められるようになってきた。そこで、人事統合基盤システムの検討を開始した。
2018年7月に運用開始する新人事制度にあわせ、2017年9月から導入を開始し、当初のスケジュール通り10カ月で稼働を開始させた。
TGESは、COMPANYの標準機能が充実している点を評価している。大手企業が必要とする業務要件や商習慣を汎用化して標準機能として提供しており、導入中に業務要件が変更になっても、標準機能の設定を変更するだけで対応できるという。税法改正や人事制度変更などの変化に合わせて標準機能も拡充されるため、追加開発コストを防ぐことができる。