ほくでん情報テクノロジー(本社:北海道札幌市)は2018年8月21日、RPA(ロボットによる業務自動化)サービスを北海道エリアを中心に提供開始すると発表した。RPAの導入コンサルティングからPoC支援、システム構築などのSIサービスを提供する。RPAソフトとしてエネルギア・コミュニケーションズの「Ene Robo」を使う。
ほくでん情報テクノロジー(本社:北海道札幌市)は2018年8月21日、RPA(ロボットによる業務自動化)サービスを北海道エリアの企業や自治体に対して提供開始する。RPAの導入コンサルティング、PoC(概念検証)支援、RPAロボットの作成、RPAの環境構築などのSIサービスを提供する。これにより、企業や自治体の生産性を向上させ、北海道エリアの経済成長を支援する。
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RPAソフトとして、エネルギア・コミュニケーションズ(エネコム)の「Ene Robo」を使う。Ene Roboは、RPAテクノロジーズが提供する「BizRobo」をベースにしたソフトであり、サーバー型で動作する。Ene Roboでは、地方の中小企業がRPAを短期に導入できることを狙い、RPAソフトをクラウドサービス型でも提供している。
ほくでん情報テクノロジーがRPAソフトを取り扱う背景について、RPAが大企業から中小企業へ、さらに地方自治体へと拡大していることを挙げている。「特に、地方においては、労働生産人口の減少が、首都圏に比べて大きな問題となっている。人の労働をRPAで代替する需要が高い一方で、RPAの活用を支援する体制が整っていなかった」という。
3つの形態でサービスを提供する。「EneRoboクライアント」は、パソコン1台から導入できる安価なプランである。PCにソフトウェアをインストールするだけでロボットの作成と実行ができる。「EneRoboクラウド」は、ロボットの実行環境をクラウド型で提供するサービスである。ロボットの管理機能やスケジュール実行j機能など、Ene Roboのすべての機能を利用できる。「EneRoboレンタル」は、オンプレミス環境にEne Roboのサーバー環境を構築し、これを月額制で利用できるプランである。