信金中央金庫は、預金調査業務と投信窓販関連業務にRPA(ロボットによる業務自動化)ソフトの「WinActor」(NTTアドバンステクノロジ製)を採用した。導入前の効果検証では、両業務あわせて年間で約440時間の労働時間を減らせることを検証済み。WinActorの導入を支援したNTTデータが2018年8月24日に発表した。
信金中金は、経営基盤の強化を目的に、RPAの導入を進めている。2017年12月からは、SIベンダーでWinActorを販売するNTTデータとともに、WinActorを適用する対象業務を選定し、業務の自動化や時間短縮などの効果を検証してきた。
効果検証の結果、複数の業務の自動化によって、年間で約670時間を削減できた。このうち、預金調査業務と投信窓販関連業務の2つの業務から先行して、WinActorを適用することにした。
預金調査業務とは、問い合わせに応じて預金状況を照会する業務である。膨大な口座数について、複数のシステムに対して繰り返して照会処理を行う必要があるため、事務の負担が大きい。
効果検証の結果は以下の通り。
(1)預金調査業務では、年間で約40時間を削減した。今後、受託件数が増えるにつれて削減時間も増える見込みである。
(2)投信窓販関連業務は、年間で約400時間を削減した。
(3)その他業務(信金中金職員が作成したシナリオ)では、年間で約230時間を削減した。
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