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メグレ・ジャパン、中堅・中小向けERP「SAP Business One」を導入

2018年9月7日(金)IT Leaders編集部

乳製品、化学薬品・医薬品とその原料の輸出入や仲介貿易、そして乳製品の製造技術の仲介斡旋を行なうメグレ・ジャパンは、独SAPの中堅・中小企業向けERP「SAP Business One」を採用し、5カ月で本稼働させた。SAPジャパンが2018年9月6日に発表した。

 メグレ(MEGGLE)は、ドイツ バイエルン・アルプスの牛のミルクを使い、100年以上同じ製法で乳製品を作り続けている生産者だ。1887年の創業以来、南ドイツの民間企業乳業会社として発展を続け、現在はドイツおよび東欧諸国を中心に30有余の製造ならびに販売用系列会社を有して、全世界に販路を展開している。日本市場へも1965年初頭より進出し、1977年には日本法人を設立した。

 メグレ・ジャパンでは、増え続ける業務量に対する効率化、より一層の収益力の強化といった事業成長の実行力を強化するため、ビジネス基盤となるシステムの刷新を必要としていた。

 これまでは、会計単体パッケージソフトとAccess、Excelなどの表計算ソフトで管理していた。今後の企業成長戦略にともない、業務の標準化や効率化を支えるIT基盤の見直しが必要と判断し、2017年から基幹システムの導入を開始した。

 いくつかのERPソフトを検討した結果、販売や購買管理の効率化ならびに在庫の適正化や輸入業務の省力化を図れることに加え、経営情報を可視化できることから、「SAP Business One」を採用した。

 SAP Business Oneは、統合型のERPパッケージで、短期間で導入可能なことに加え、コスト的なメリットも採用決定の一因となったという。なお、導入はソフテスが担当した。

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