リコージャパンとソフォスは2018年9月12日、AIを活用した高度なマルウェア検知・駆除とオンサイト対応による導入設置や業務再開支援を一貫して提供する、小規模事業所向けのマネージドセキュリティサービス「RICOH サイバーセキュリティパック」を、2018年9月21日に発売すると発表した。
RICOH サイバーセキュリティパックは、10人以下の小規模事業所向けに新たに商品化したもので、複数のセキュリティ機能を1台に集約したUTM(Unified Threat Management:統合脅威管理装置)の導入設置から遠隔監視、マルウェアの検知・駆除、通知、ユーザーの元でのデータ復旧までをパッケージ化したマネージドセキュリティサービスである。
日々増加するマルウェアの構造をAIが学習し、未知のマルウェアも確実に検知してデバイスの隔離やマルウェアの駆除までを自動で行うソフォス(Sophos)の次世代エンドポイント/ネットワークセキュリティ技術と、ユーザーのシステムを24時間365日遠隔監視し、必要に応じてユーザーの元に駆けつけ、業務再開までを支援するリコージャパンのセンター&オンサイト保守を組み合わせたものだ。
具体的には、「まもる」(インターネットの出入口で不正通信を防御)、「見つける」(AIを活用してマルウェアを検知し、自動で対象のデバイスをネットワークから隔離して駆除)、「知らせる」(インシデントの発生や修復、復旧をセンターから連絡)、「かけつける」(訪問が必要と判断した場合にカスタマーエンジニアがお客様先に訪問)、「復元する」(バックアップデータを用いてPC環境を正常な状態に復元)という5つのステップを一貫して提供する。これにより、ユーザーの業務再開までを支援し、事業継続性を確保する。