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RPA「WinActor」を従量課金制で提供する新サービス、NTT-ATが2018年度内に開始

2018年9月14日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は2018年9月13日、RPA(ロボットによる業務自動化)ソフト「WinActor」を従量課金制で利用できる新サービス「WinActor Cast on Call」を発表した。ライセンス売り切りや定額制のサブスクリプションではなく、利用した分だけ従量型で課金する形になる。価格体系は未定。2018年内に複数の実証実験を開始し、2018年度内に商用サービスを開始する。

 WinActor Cast on Callは、従量課金制で利用できるRPAソフトである。クライアントPC上で動作させるRPAロボットの処理をクラウドで管理する形になる。

図1:WinActor Cast on Callの概要(出典:NTTアドバンステクノロジ)図1:WinActor Cast on Callの概要(出典:NTTアドバンステクノロジ)
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 利用方法は、クラウド上のダッシュボードにログインして、業務の遂行に必要なシナリオを選択する、というもの。これにより、あらかじめクライアントPCにインストールしてある「WinActor Cast on Call クライアント」が、ユーザーが選択したシナリオを実行する。料金は、WinActorを利用した分だけ発生する。

 クライアントソフトをインストールしてクラウドにアクセスするだけで、任意のクライアントPCでWinActorを利用できる。クラウド上のシナリオをそのまま利用できるため、ユーザーがシナリオを作成する必要がない。クラウド上では、どのシナリオをいつ実行したかの利用状況が一目で分かる。

 2019年度以降には、カスタムシナリオを利用したり、OCR(光学文字認識)製品など外部サービスと連携できるように、マーケットプレイスを開設する。

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