アセンテックは2018年9月14日、USBメモリー型のシンクライアント製品「Resalio Lynx 300」(スタンダードモデル)と「Resalio Lynx 500」(上位モデル)の新バージョン4.0を発表した。新版では、実行できるアプリケーションを限定できる「キオスクモード」を搭載した。
アセンテックの「Resalio Lynx」は、USBメモリー型のシンクライアント製品である。任意のPCにUSBメモリーを装着した状態で電源を投入し、USBメモリーからOS(Linux)をブート(起動)させて利用する。画面情報端末(RDP、Citrix、VMware)として利用できるので、外部のVDI(デスクトップ仮想化)システムに接続してWindowsを遠隔操作する。ローカルで動作するWebブラウザやSSL VPN接続機能も搭載する。
画面1:キオスクモードの画面。利用できるWebアプリをアイコンで選ぶ。アイコン化されていないWebアプリは使えない(出典:アセンテック)拡大画像表示
上位モデルのResalio Lynx 500では、シンクライアントとVDI(デスクトップ仮想化)システムの間に、VDIアクセスを仲介するゲートウェイ「認証サーバー」を置く。認証を経ることと、VDIアクセスを仲介する仕組みによって、セキュリティが向上する仕組み。管理機能も向上する。
新版では、Webブラウザを使う場合のアクセス先を限定できるモードとしてキオクスモードを搭載した。あらかじめ、アクセスしても構わないURLを設定してアイコン化しておく。ユーザーは、このアイコンをクリックしてWebサイトにアクセスする。アイコン化されていないWebサイトにはアクセスできない。URL情報を確認することや、URLを入力することもできない。
価格(税別)は、Resalio Lynx 300が年額3000円から。Resalio Lynx 500が年額4000円から。初年度はUSBデバイス費用が別途必要で、Resalio Lynx 300/500いずれも4300円。
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