[市場動向]

インフォテリアからアステリアに社名変更、グローバル市場での識別性を向上

2018年10月1日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アステリアは2018年10月1日、同日付けで旧社名「インフォテリア株式会社」から「アステリア株式会社」に商号を変更したと発表した。これに合わせて、コーポレートロゴを1998年の創業以来初めて刷新し、デザインを公開した。

 社名をインフォテリアからアステリアに変更した。理由は、グローバル展開にあたり、グローバル市場での識別性を高めてブランドを確立する、というもの。新社名のアステリアは、ギリシャ語で星座を意味している。

図1:アステリアのコーポレートロゴ(出典:アステリア)図1:アステリアのコーポレートロゴ(出典:アステリア)
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 アステリアでは社名の意図について、「星座のように世界中に存在する輝くヒト・モノ・コトを繋ぐ」と説明する。新しいロゴデザインは、グループ子会社の英This Placeが担当した。

 同社は、1998年にXML専業ソフト会社として設立。企業内の多種多様なコンピュータやデバイスの間を接続するソフトやサービスを開発/販売している。主力製品の「ASTERIA Warp」は、異なるコンピュータシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトで、6900社(2018年6月末現在)が導入している。

 ASTERIA Warpのほかに、モバイル端末を想定した文書コンテンツ配信サービス「Handbook」を提供している。営業資料や商品カタログ、会議資料といった電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べる。1427件(2018年6月末現在)の企業や公共機関が使っている。

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