大和ハウス工業は、海外拠点向けのERP(基幹業務システム)システムとして、クラウド型の「SAP S/4HANA Cloud」の採用を決めた。現在、マレーシア拠点への導入プロジェクトが進行中であり、今後も順次、海外拠点に展開する。SAPジャパンが2018年10月3日に発表した。
大和ハウス工業は従来、国内のグループ会社における会計などの業務において、独SAPのERPソフトを運用してきた。今後の成長戦略の一環として、海外売上の増大に向けて、海外展開に力を入れる。
海外拠点向けの基幹システムとして今回、クラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」(画面1)の採用を決めた。現在、マレーシア拠点への導入プロジェクトが進行中であり、今後も順次、海外拠点に展開する計画である。
画面1:SAP S/4HANA Cloudの管理画面(出典:SAPジャパン)拡大画像表示
S/4HANA Cloudは、クラウド型のERPソフトである。ビジネスシナリオの中から必要な機能を選択するというやり方で、業務の標準化を実現する。SaaS型のクラウドサービスであるため、短期間で業務プロセスを設計できる。
大和ハウス工業は、S/4HANA Cloudを採用した主な理由として、早期導入が可能であることと、基幹システムを自社内で持つことなく運用をアウトソーシングできることを挙げる。
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