伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2018年10月24日、経営分析やマーケティングで使用する顧客データの整理や精緻化などを行うソフト「Spectrum」の販売を開始した。位置情報と連携して地理的な分析できる。価格(税別)は、1000万円から。販売目標は、開発や構築、保守を合わせ3年間で15億円。開発会社は、米Pitney Bowes。
Spectrumは、基幹系システムや情報系システムなど企業内で個別に管理している顧客データを統合し、クレンジングやマッチング処理によって、データの品質を高めるソフトウェアである。位置情報による近さや場所に基づいた検索やデータの抽出、外部から取り込んだ統計情報や災害情報との連携なども同一基盤上で行え、データ分析の準備にかかる期間を短縮できる。
位置情報や地図情報と連携した地理的な傾向を可視化するロケーションインテリジェンスの機能によって、例えば、店舗やサービス拠点周辺の優良顧客の特定や、複数の店舗で行うエリアマーケティング、気象情報と災害情報を組み合わせた情報提供サービスなどが可能になる。
CTCは、1990年代初頭からデータ分析ソリューションを取り扱っており、位置情報を活用した商用サービスの構築実績もある。今回のSpectrumの提供にともない、コンサルティング・設計・インフラ構築も含めた導入支援、設定や保守といった運用支援、既存システムや外部データベースとの連携などのサービスを提供する。
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