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日立、ソーシング管理ソフトを導入支援サービス込みで提供

2018年12月4日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立製作所は2018年12月4日、サプライヤーの選定や契約管理などのソーシング業務を管理するサービス「TWX-21 Source to Contractサービス」を発表した。米JAGGAERのソーシング管理ソフトと日立の導入支援サービスを組み合わせて提供する。2019年1月に提供する。価格は個別見積もり。

 TWX-21 Source to Contractサービスは、サプライヤーの選定や契約管理などのソーシング業務を管理するサービスである(図1)。サプライヤーの調査から見積もり、交渉、契約までのS2C業務のデジタル化を支援する。米JAGGAERのソーシング管理ソフトを日立グループ内で運用した経験によって得たノウハウをもとに、ソーシング管理ソフトに導入支援サービスを組み合わせて提供する。

図1:TWX-21 Source to Contractサービスの概要(出典:日立製作所)図1:TWX-21 Source to Contractサービスの概要(出典:日立製作所)
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 例えば、S2C業務プロセスの改善や標準化を支援する業務コンサルティング、KPIテンプレート設定を含めたワークフローの設計、SEサポート、ユーザーマニュアル/ヘルプデスクの提供など、導入から稼働、保守、運用まで一貫したサービスを提供する(表1)。これにより、S2C業務の可視化、高度化を支援する。

表1:TWX-21 Source to Contractサービスの機能(出典:日立製作所)表1:TWX-21 Source to Contractサービスの機能(出典:日立製作所)
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 JAGGAERのソーシング管理ソフトは、サプライヤーへの要請書であるRFxの作成/回答依頼、契約書の作成/交渉/署名などのソーシング管理の機能に加えて、サプライヤーに関わるさまざまな情報からスコアリングする機能を提供する。

 具体的には、コンプライアンスやソーシング案件への対応状況、実案件から蓄積した納期遵守率や不良率などの実績、資格審査やリスク審査結果などの多種多様な情報に基づいて、サプライヤーごとにスコアカードを作成、更新する。これにより、継続的かつ多角的に評価できる。

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