RPAソフトウェア「WinActor」の開発会社であるNTTアドバンステクノロジは2018年12月20日、WinActorの販売代理店が開催するWinActorの研修を認定する制度「WinActor研修制度」の運用を2019年1月から開始すると発表した。業務フローに応じて実践的にWinActorを操作・運用できるスキルを習得できる研修であることを証明する。
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2019年1月から、 WinActorの販売代理店などが開催するWinActor自動化シナリオ作成などの技術研修に対し、所定のガイドラインを満たす研修については、NTTアドバンステクノロジがこれを認定する(図1)。業務フローに応じて実践的にWinActorを操作・運用できるスキルを習得できる研修であることを証明する。
ユーザーは、NTTアドバンステクノロジが認定した研修を受けることによって、自動化の対象となる業務の選別と整理、シナリオの作成や運用に必要なWinActorの操作方法、トラブルシューティング、といったスキルを身に付けられる。
認定研修では、販売代理店の認定試験「Certification of WinActor」の最上位レベルでWinActor研修を開催する資格を持つ「Technical Certified」の認定者が講師を務める(図2)。代理店の認定試験では、WinActorの理解度に応じて、「Certified」、「Sales Certified」、「Technical Certified」の3つの認定レベルを設けている。
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代理店の研修について認定する制度を開始する背景について同社は、業務フローに即した実践的なシナリオを短期間で正確に作成し、トラブル時も柔軟に対応できるようになるためには、一定の技術スキルが必要不可欠であると説明する。