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ALSOK、Webページの改竄を予防、検知、復旧するサービス群を体系化

2019年1月7日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ALSOKは2019年1月7日、ホームページの安全対策において必要な「予防」「検知」「復旧」をワンストップで提供するサービス「ALSOKホームページ安全管理ソリューション」を発表、同日提供を開始した。既存サービス「ホームページ改ざん検知サービス」は検知フェーズを担っていたが、新たに予防と復旧を担うサービスを追加してサービスを体系化した。

 「ALSOKホームページ安全管理ソリューション」は、ホームページの改竄を予防、検知、復旧するサービス群である(図1)。それぞれ予防、検知、復旧に相当する3つのサービスで構成する。これまで改竄を検知する「ホームページ改ざん検知サービス」を提供してきたが、新たに予防と復旧のサービスを追加してサービスを体系化した。

図1:Webページの改竄を予防、検知、復旧するサービス群を体系化した(出典:ALSOK)図1:Webページの改竄を予防、検知、復旧するサービス群を体系化した(出典:ALSOK)
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 既存サービスの「検知:ホームページ改ざん検知サービス」は、ホームページを外部から不定期に巡回し、怪しいサイトに誘導するような不正な仕掛けなどを検知し、ホームページが改竄された可能性がある場合は担当者に通知する。Webサーバーにソフトウェアをインストールすることなく利用できる。改竄があった際にメンテナンスページに切り替えて被害の拡大を防止する、といった運用もできる。価格(税別、以下同じ)は、Webページ100ページで月額2200円から。

 新サービスの1つ「予防:脆弱性診断・管理サービス」は、Webサーバーの脆弱性やセキュリティ装置の弱点、セキュリティホールを診断するスポット型のサービスである。改善に役立つ情報も提供する。診断傾向が偏らないように、複数の脆弱性診断専門企業と協力しながら、都度方式を見直しながら実施するとしている。価格は、診断内容などを事前にヒアリングして算定するが、1回あたり数十万円から。

 新サービスの1つ「復旧:改ざん時自動復旧システム」では、ホームページが改竄された際に、0.1秒程度でバックアップデータを利用して元の状態に戻すソフトウェアを提供する。同サービスを利用することによって、検知から改竄箇所の特定、復旧といった対応プロセスを自動化できる。価格は、ソフトウェアの利用料として1サーバーあたり年額48万円。別途、バックアップ用サーバーなどをユーザー側で用意する必要がある。

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