旅行事業会社のエイチ・アイ・エス(H.I.S.)は、クラウド型の予算管理ソフト「Oracle Planning and Budgeting Cloud」を採用した。まずは国内の予算管理で使い、今後は海外での予算管理まで導入範囲を拡大する。導入の成果として、部門横断で予算管理業務にかかる作業時間を約60%削減することを見込む。日本オラクルが2019年2月18日に発表した。
エイチ・アイ・エスでは、約2000種類ある国内旅行商品の予算管理が煩雑化し、商品別のレポート集計に時間がかかるという課題を抱えていた。また、経営層への報告はリアルタイムではなく、緊急を要する問題の特定ができないなど、迅速な意思決定に課題があったという。
今回、商品ごとの収益を柔軟に分析できる仕組みとして、Oracle Planning and Budgeting Cloudを採用した。これにより、クラウド上で予算管理に関するデータをリアルタイムに収集して可視化し、商品をさまざまな軸で分析し、経営情報として有効活用できるようにした。また、これまでは表計算ソフトを使って重複したデータ入力を強いられていたが、1度の入力で済むようになった。
ユーザー部門であるエイチ・アイ・エスの経理部門は、「今後は、会計システムとの連携も視野に入れ、経営における迅速な意思決定に役立てていく」としている。
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